オヤジ!ラーメン一丁!爪楊枝増し増しで!
はいよ!ラーメン爪楊枝増し増しお待ち!!
大量にラーメンにぶち込まれた爪楊枝。圧倒的爪楊枝(ざわざわ)
美味しそう!なわけありませんよね。
勿論、爪楊枝トッピングのあるラーメン屋なんてありませんし、店側が提供している物ではありません。
食事に来た元客(出禁済み)による許されがたい犯行によるものです。
何故この様な事が起きたのでしょうか?
客が腹いせに大量の爪楊枝をラーメンに投入「茨城県 中華そば いっけんめにて」
元客に大量に爪楊枝を投入されたと悲惨な姿のラーメンの写真をTwitterに投稿し話題となったのは
茨城県水戸市袴塚3-11-2 1F 「中華そば いっけんめ」
朝8時から開店している地元で人気のラーメン屋さんです。
なぜ爪楊枝をラーメンにぶち込んだのか
要約すると、
店に来た客はラーメンを注文。
トッピングは大丈夫ですか?
大丈夫です
注文時にはトッピングのオーダーをしなかった爪楊枝男
しかし料理提供後
トッピングであれとこれ
料理提供後のトッピングの追加注文はお断りしています。
料理提供後の追加トッピングを断られたことに腹を立てたのか、ラーメンに爪楊枝をぶちまけ、テーブルに置いていた調味料もぶちまけ店を出ていったとの事。
店では、男性に賠償を求めたり警察に通報したりまではしなかったものの、2度と来店しないよう言い渡し、男性は、黙ったまま帰って行ったという。 実は、この男性は、21年末ごろから度々来店していた。最初は、連日のように来て、同じトッピングを2分おきぐらいに数回注文することが続いた。
Yahoo!ニュースより引用
そもそもこの爪楊枝男は数回来店していたようで、後からトッピングを何回も注文してくる迷惑な客だったようです。
トッピングの追加注文を断られ、腹いせに?
「ラーメンと同時にトッピングを頼むと、こちらが量をごまかせられると考えたのでしょう。おそらく、トッピングの量が少ないと不満を持って、後で別皿として頼んで、量が分かるようにしたのだと思います」 ただ、忙しい昼時などは、店の外で客が待っていることがある。何度も追加注文などされると、店が回転せずに客に迷惑がかかってしまう。 そこで、この男性に対し、後で注文することを断った。しかし、男性は、注文のときに「トッピングはないですか?」と聞くと、「ない」と答えるものの、後からトッピングを何度も求めてきた。そのたびに、「ないって言いましたよね」と伝えると、不機嫌そうに店のドアを思い切り開け放って出て行ったという。 当初は、この男性だけ断ろうと思っていたというが、不公平になると思い、2か月ほど前に、後からトッピングを頼むことを一律にNGとするルールを作った。店内の黒板やメニューにも明記しているという。 店主は、ラーメン作りに20年ほど携わっているが、これほどマナーが悪い来店者は初めてだとしている。
Yahoo!ニュースより引用
中華そば いっけんめは悪くない
店側の主張はごもっともですよね。後から何度もトッピングを注文されると回転率も落ちる。他のお客さんのご案内、料理提供が遅れてしまう。
だからこそ、「トッピングは後からの注文はできません」と書いています。
なんなら注文時に確認もしています。
店に落ち度なんてありません。
悪いのは100%爪楊枝男に違いありませんよね。
よくいる勘違い野郎の類なのでしょう。「客は偉い、客は神様だ」
そうすることでしか承認欲求を満たそうとする事が出来ない哀れで可哀想な人なのでしょう。
無論、そんな事で「承認欲求」を満たすことは出来ません。
なによりメニューをご覧いただければ分かると思いますが
「らーめん 350円」
今時こんなに安いラーメン中々ありませんよね。
相当な企業努力をされているに違いまりません。
どんな思いでこのお店を営んでいるのか、そんな事を考えたら尚更この爪楊枝男は許されませんね。
お客様は神様ではない
前述した通り、日本にはまだまだ勘違いをした可哀想な方々がたくさんいらっしゃいます。
私自身、過去に飲食チェーン店のマネージャーをしており、いいお客様も、嫌な客も沢山見てきました。
「お客様は神様だ」これは「客側」が思う事ではなく、「店側」が思う事なのです。
「来て頂いて有難い。」お客様の支払って頂いた代金から利益は生まれ、従業員に給料を支払う事が出来ます。
だからお客様には感謝しなければいけない。これは勿論大前提です。
ですが、本来店と客は対等であるべきではないでしょうか。
「お金」だけ持っていても何の価値もありませんよね。
交換できるものがあるから価値が生まれるんです。
店はお金と交換できる価値のある商品を提供しています。
そこに上下の関係ってありますか?
無論、客には店を選ぶ権利があります。
だから選んでもらえるように努力をしなければいけないのは勿論ですが、
店にも客を選ぶ権利はあります。
そもそも、「店と客」以前に「人と人」の問題なんですよね。
店員に偉そうにする人はプライベートの人間関係もうまくいっていない事が多いです。
当然ですよね。人との関わり方を分かっていないのですから。
「いい人は損をする」は大嘘!回りまわって得をするのは「いい人、人を大切に出来る人」
私が飲食店でマネージャーをしていた時の経験ですが、愛想よく接してくれるお客様、綺麗に食べてくれるお客様、ありがとう、ごちそう様を言ってくれるお客様はいつも以上の接客、サービスをしようと思います。
そんなお客様と関われることはモチベーションにも繋がりますし、やりがいを感じる瞬間です。
逆に横柄な客には最低限の接客しかしようとは思えませんし、プラスαのサービスなんてしようとは思えません。
店員は機械ではなく人間です。これは当然の事ではないでしょうか。(接客のプロじゃねーな!と罵倒されそうですが)
当時の私は、仲のいい常連さんやいいお客様にはトッピングをサービスしたり少し多めにしたりを度々していました。
逆に横柄な客や、ヤンキーもどきのような客に幾らサービスしろと言われてもしませんでした。
飲食店って、「社会の縮図」のような気がします。
プライベートでも同じなんですよね。
いい人は、その時一瞬「損」をするように見えて、結局大切にされるし、回りまわって徳が誰かから返ってきます。
人を陥れ、自分中心の人は、その時一瞬は得するかもしれませんが、結局欲しいものは手に入らず、後悔しながら死んでいく。
人間関係ってそういう風に出来ているのだと思います。
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