ONEPIECE FILMRED 賛否両論あるけど実際どうなんや!!
最近見たけど、一言で表すと「えぐい」
正直想像の5倍は面白かったし、間違いなくワンピース映画の中で歴代1位やとゴリラ界では話題になっとるわ。
ゴリラに何が分かるんや!!!引っ込んどれ!!
サベツ、ヨクナイ、ダカラニンゲンキライ
さて、8月6日に公開された「ワンピース フィルムレッド」
公開から23日間で興行収入「114億5400万円」と怒涛の記録を更新し続ける大人気作品となっています。
そんなフィルムレッドですが、賛否両論あります。
勿論人の心はそれぞれなのでどんな作品にも賛否両論はあるので当然の話ですが、今回は「賛」と「否」についてまとめていきます。
※以下ネタバレを含みますので気になる方はご注意ください
ワンピース フィルムレッドの見どころ
フィルムレッド、具体的にどこがおもろかったんや!!
「全部」やな。つまらんシーンとか一切なくのめり込んで見れたし、「え?もう終わり?」って思うくらい時間があっという間に感じたわ。
ワンピースファン歴が長い私が「これは何回でも見れる!!」と思わされる程全体を通して本当に素晴らしかったです。
控えめに言って「生きてこの作品を映画館で見れてよかった」と心から思います。
見どころは「全部」です!いくつかあげるとすれば
ONEPIECE FILMRED見どころ①ウタの圧巻のライブ
ウタのライブが感動した!タイミングも絶妙!
ライブアニメやっけこれ?と思わされる程の美しく圧巻のライブシーン
ADOさんの歌唱力も半端なくてもっと聞いていたいと思わされます。
楽曲提供も秦基博さんなど有名な方がされているだけあってどれも素晴らしく
映画を見終わる頃には全曲好きになっていること間違いなし!
ONEPIECE FILMRED見どころ②半端なくカッコいい赤髪海賊団
赤髪海賊団カッコよすぎる・・・シャンクスは男の中の男。
一言では言い表せない程にカッコいい赤髪海賊団
海軍は平気で一般市民にも攻撃するのに、赤髪海賊団は絶対に攻撃をしません。
「ウタを人殺しにしたくない」そんな想いもありながら、ウタの能力で操られる一般市民にどれだけ攻撃されようと
無抵抗を貫く赤髪海賊団はカッコよすぎました。
最後のシャンクスの覇気はトリハダモノにカッコよかったですね。
ONEPIECE FILMRED見どころ③現実世界と夢の世界での共闘
夢と現実での共闘シーンは震えた。敵味方関係なく最高勢力あそこに集結しとる。
後半の現実世界と仮想世界での共闘
ウソップとヤソップが見聞色の覇気で繋がり司令塔となり同時攻撃を仕掛けます。
ここも迫力がありファンからすると泣けるほどカッコよかったですよね。
まだアニメでは出てきていないルフィの「ニカ」もここで登場しました。
ONEPIECE FILMRED見どころ④神作画
絵が綺麗すぎた・・・最近のアニメって本当にすごい。
ようここまで綺麗に出来るなあと感心させられるほど美しいアニメーション
ライブは美しく、戦闘シーンは激しくカッコよくド迫力に。どれだけこの映画に携わる人たちが尽力したかが分かる作画でした。
ONEPIECE FILMRED見どころ⑤ストーリー性
賛否両論あるけど、いい意味でワンピースらしくない良い映画だった。号泣必至
何といってもストーリー性が素晴らしい。
ナルトで言うところの「無限月読」と似ていますね。
現実は辛く悲しい、大海賊時代で一般市民が苦しめられる事が耐えられないウタが自分の能力を使い
命を懸けてまで皆を空想の世界に閉じ込めようとする。
そこで楽しく幸せに暮らして欲しい。
でも本当はそれを望まない人々。
ウタ自身も間違いに気付く。
ワンピースのテーマの一つでもある「正義とは?悪とは?」
が詰め込まれたようなストーリーでした。
ワンピース フィルムレッドの批判的な意見
高評価な意見も多い中、低評価もかなり多いフィルムレッド。
正直好き嫌いが分かれやすい映画なのかもしれません。
ONEPIECE FILMRED低評価の理由その➀ワンピースではなかった
新キャラのコンサート映画かと思った。おもしろくなかった
低評価の理由で多かったのがこの意見。
確かに、ウタのライブシーンはかなり多いです、全部で7曲あるし、映画の7割ぐらいは歌っています。
ですが、そもそもこの映画の主役は「世界中に愛される歌姫のウタ」です。
ライブシーンがあるのは至極当然の事であり、ウタのウタウタの実の能力が歌う事で効果を発揮する以上歌わないと始まりません。
歌いながら攻撃しているし、「ただ歌っているだけ」では当然ありません。
個人的には、ワンピースも、ADOさんのライブも見れたような、一度で二度おいしい映画でした。
いい意味でワンピースらしくない、でもそこにワンピースのいいとろもしっかり詰め込んだ映画ではないでしょうか。
ONEPIECE FILMRED低評価の理由その②ウタの闇落ちの理由
シャンクスがウタを連れていけばこんなことにはならなかったよね。
シャンクスをカッコよく見せてるけどウタが可哀想
確かに、それはそうかもしれません。
私も映画を見終わった後少しモヤモヤした気持ちにはなりました。
ウタの歌がきっかけで、滅ぼされてしまった島
それを子どもだったウタに悟られないように自分達が悪者になり、罪を被り、ウタを島に残して出港します。
「ウタを悲しませたくない」「世界を救う歌姫になってほしい」
紛れもない、ウタを大切に想うからこその判断です。
でも、そのせいでウタは「自分は捨てられた」と苦しみながら生きていきます。
そして恐ろしい計画を立てるまでに至ります。
これに関しては、なんとも言えないですよね。
「海賊としてのウタ」より
「海賊じゃないウタ」の方が確かにファンは多くなるでしょうし、
何より命の危険もない。歌う事に集中できる。
シャンクスも苦渋の選択だったでしょうが、どちらが正しかったのかは水掛け論になります。
いずれにせよ、シャンクスがウタを愛していたことに変わりはありません。
ONEPIECE FILMREDウタは最後ルフィになんと言った?
映画のラストシーンにて、ルフィーの回想でウタとの会話のシーンが流れます。
そこでウタはルフィに何かを言っていますが口パクでなんと言っているのか分かりません。
回想の後ルフィはサニー号に語り掛けています。
これは恐らくウタの能力で擬態化したサニーの名残、なんとなくウタと話せるような気がした「ウタの事を愛おしく思っているルフィーの心理描写」と私は感じました。
そして「海賊王に、俺はなる!!!」とルフィが叫びエンドロールへ。
ウタはルフィに夢を託した
恐らくウタは「新時代を創ってね」または「海賊王になってね」と言ったのだと予測されます。
海賊嫌いのウタ。ルフィにも「海賊なんて辞めて!」と言い「新時代を創る!」と発言するルフィにブチ切れています。
ですがウタは本当は海賊が嫌いなわけではありません。
むしろシャンクス及び赤髪海賊団やルフィの事は大好きなんです。
ただ、本当の悪い海賊達に苦しめられる市民たちを救いたかった。
人々を「自由にしたかった」
そう、自由でありたい、人は自由だと考えているルフィと同じなんです。
やり方が違っただけで、行きつく先は、望むものは同じはずだった二人。
ウタは最後にそれに気付き、ルフィに夢を託したのではないでしょうか。
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