2023年1月19日東京湾でまたしても「クジラ」が発見されました。
記憶に新しい大阪の淀川で発見されたクジラ「よどちゃん」に続き短期間で二匹目の発見となります。
大阪で発見されたマッコウクジラ「淀ちゃん」
今月(1月9日)に大坂の淀川で発見され話題となったマッコウクジラの「淀ちゃん」
川に迷い込んでしまったクジラとして話題になり、地方から足を運び見に来た人もいたようです。
安否が心配されていましたが「淀ちゃん」は1月13日に死んでいることが確認されました。
東京湾にもクジラが漂流「ザトウクジラ」
2023年1月19日午後1時半ごろ、東京湾のアクアライン付近を走る船の乗組員が「潮を吹いたり、潜ったりしているクジラ」を発見し通報。
横浜海上保安部が現場に確認に向かいクジラとみられる大型の海洋生物を確認しました。
専門家によると「ザトウクジラ」との事。
ネットでは早くも名前が付け始められています。
・アクアライン付近だから「アクアちゃん」
・アクアラインに大型海洋生物だから「ゴジラ」
・東京湾だから「とうちゃん」
その他候補はありますが、名前よりも安否が心配されますね。
クジラと地震は関係ある?
立て続けにクジラが発見され、普段周囲でこの様な事がない私達からすると「異常現象?」「地震の前触れ?」
と不安になりますよね。
SNSや記事のコメントでも
大阪にもクジラ、東京にはトドもクジラも、南海トラフ巨大地震の前兆では?
東日本大震災の前にも、深海生物が発生していたし、嫌な予感がする。
というような不安の声も多く見受けられます。
「過去の大地震や火山噴火の前にも、生物の異常行動が数多く確認されています。これらは『宏観異常現象』と呼ばれますが、今のところ『天変地異の前触れ』と言い切るには科学的根拠や因果関係が解明されておらず、『後付け』の域を出ません。ここ3年ほど、西太平洋に熱が集まる『ラニーニャ現象』が続き、日本近海の海水温度が上昇。その影響が海洋生物の異常行動を促しているとまでしか言えないのが、今の科学の限界です」
Yahoo!ニュースより引用
クジラと地震には関係があるという説は昔からありますが、現時点では科学的には確認されていません。
一部の研究者たちは、クジラが地震の前兆を感知し、海底の地震活動に反応することがあるのではないかと考えているようです。
クジラが生息する海域では、海底の地震活動が激しいことが多く、クジラが地震前兆を感知する能力を持っているとするならば、クジラが地震予知に役立つ可能性があると考えられます。
しかし、これまでの科学的研究では、クジラが地震を感知する能力を確認することはできていません。また、地震が発生する原因は、プレートの動きなど複雑な地球の構造によるものであり、クジラが予知することができるかどうかは未だ解明されていません。
確かに「異常現象」と災害は何かしらの因果関係があると昔から言われていますが
現時点で確かな根拠はありません。
今回のクジラの件にしても、不安材料ではあるかもしれませんが、必要以上に不安にならずに、でも、いつか「起こるかもしれない」災害に備える事はとても大切な事であり、「もしもの備え」について今一度確認をする機会ではないでしょうか。
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