よっしゃ!今日も近くの畑から食料調達しに行くやで!
お前だけは許さない!!!
!?ウルフじゃなくてモンスターおじさん!?
ビートたけしのTVタックルにて害獣被害対策のオオカミ型ロボット「スーパーモンスターウルフ」が紹介されていましたね。
効果は?値段は?どこが作ったの?気になるあれこれについてまとめてみました!
オオカミ型ロボット「モンスターウルフ」とは?
名前の通り、見た目は「狼」です。イノシシやクマなどの農作物を荒らす「害獣」から守るために、北海道奈井江町の町工場「太田精器」が開発したもので日本のみならず、海外のメディアでも取り上げられました。
胴体は約120センチ
高さは約90センチ
見た目はまさしくオオカミそのもので、さらに音と光で害獣を威嚇します。
モンスターウルフの導入事例
北海道を起点とし、様々な場所で導入されています。
田畑だけではなく、高速道路への侵入対策として導入されていたり、ゴルフコース、水槽周辺、主にシカやイノシシ、クマなどの害獣対策として導入されています。
モンスターウルフの値段は?
モンスターウルフの総販売代理店である株式会社ウルフ・カムイでの販売価格は「605,000円」(作業費含む、地域により別途要見積)と記載されています。
効果次第ですが、田畑の害獣被害は多ければ数億円規模になると言われています。これ一台で末永く対策できるのであれば決して高い値段ではないのかもしれませんね。
モンスターウルフの効果は?
オオカミは野生の動物にとって「天敵」です。これまで遭遇したことがなかったとしても「本能」で分かります。実際、モンスターウルフと遭遇したヒグマは逃げ出し、その後寄り付かなくなったようです。
威嚇音も50種類以上搭載されており、「動物が慣れてしまう」事に対しての対策もされています。
効果を示した動画はこちらから↓
それにしても、モンスターウルフの特徴的なセリフ「お前だけは許さない」はユーモアがありますよね笑
これは誰が声を担当したのでしょうか?有名な声優さんなのかな・・・
調べてみましたが、分かりませんでした。檜山修之かもしれない!という記事はありましたが、真偽の程は分かりません。
オオカミストレス➖動物の習性を考慮して造られたモンスターウルフ
動物は見たことないものを危険と感じ嫌う習性があります。
野生の動物が人間に慣れていないように、
絶滅したオオカミに対して恐怖やストレスを感じるのは自然な話。
更に、絶滅する前オオカミは動物の中でも強い存在でした。
動物達は、遺伝による本能で、オオカミが危険な生物だと分かるのでしょう。
「見たことないけど、本能が危険だと言っている」
こういった存在は人間にとっても恐怖ですよね。
そんな存在がある場所には近寄ろうと思いません。
太田精機について
太田精機は、北海道空知郡奈井江町字奈井江に本社があり、1980年に設立された歴史のある町工場です。
事業内容は非鉄金属精密加工・金属部品研磨加工・精密機械部品加工 他と記載されています。
代表取締役は太田裕治さん
モンスターウルフ以外にも、ふるさと納税の返礼品に選ばれた「オータンブラー」を製造されていて、
これでビールを飲むと凄く美味しそうですね・・・じゅるり
こちらから購入も可能です↓
多くのメディア、海外でも取り上げられたモンスターウルフ
今回、再度ビートたけしのTVタックルで取り上げられましたが、以前より多くのメディアに取り上げれてきました。
マツコ・デラックスの月曜日から夜更かし、あさチャン、スッキリ、等、地元新聞や、海外でも注目されています。
交通省も高速道路に導入しているように、「動物の飛び出し事故」にも効果を期待できるのは需要が高いですよね。
深刻な畑の害獣被害
野生の動物による全国的な被害は深刻な問題です。令和元年のデータでは、農作物への動物による被害は158億円だそうです(農林水産省調べ)
全体の約7割がシカ、イノシシ、サルのようです。
害獣の種類、数は増加しているようで、サル、シカ、イノシシ、クマ、ネズミ、カラス、多くの動物が「害獣」になりえます。
無論、動物たちも生きるために必死であり、自然を破壊しているのは私達人間です。
なんとも言い難い現状ですよね。
害虫の対策もしなければいけないのに、動物までとなると、本当に田畑で育てるのは大変なんですね。
普段私たちが当たり前に口にしている物は、誰かが苦労をして育てて、守って、作って、届けてくれたものです。改めて感謝しなければいけませんね。
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