5月20日に自民党が行った「LGBT理解増進法案」をめぐる会合の中での発言が問題になってますね。
「道徳的にLGBTは認められない」
「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」
法案否定派の意見だそうです。(発言者は現在公開されていません)
え?その発言にそもそも道徳心はあるん??
とゴリラの私は素直に感じました。
そもそもLGBTって?という方も多いと思うので今回はLGBTについてまとめていきたいと思います。
LGBTとは?
LGBTとは、性的少数者の総称です。
L=lesbian(レズビアン)・・・女性同性愛者
G=gay(ゲイ)・・・男性同性愛者
B=bisexual(バイセクシュアル)・・・両性愛者
T=Transgender(トランスジェンダー)・・・性別越境、性別違和
それぞれの頭文字をとって名付けられました。
中でもトランスジェンダーという言葉に聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。
トランスジェンダーは複雑で、トランスジェンダーの中でも種類がいくつかありますが、ざっくりと説明すると、性自認と身体的な性の不一致です。(例、身体は男性、でも性自認は女性。そこに違和感を感じている状態)
LGBT理解増進法案とは?
「性的指向および性自認を理由とする差別は許されない」と法案の目的に明記されています。
正式名称は「性的指向および性同一性に関すこちる国民の理解増進に関する法律」です。
こちらの法案には元々賛否両論あり、一筋縄ではいかない様子。
以下参照記事
同性婚を阻む可能性も。自民党の「LGBT理解増進法案」がダメと言われる理由
人が増えても愛が追い付かなければ意味がない
「種の保存」それは生物の本能です。
でも、人間には理性や感情があります。
人は「愛がなければ生きていけない生物」です。
だから自殺する人も沢山います。
殺される人も沢山います。
虐待や、世界では紛争による死者も多く悲しいニュースで溢れていますよね。
「増えても減る命がある事」
まずその問題がある時点で「種の保存をしなければいけない」なんてお門違いではないでしょうか?
「差別」によって消えていく命もある。
まず消えようとしている「命」に向き合えないのなら、未来なんてありませんよね。
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