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※下記は2021年、7月の災害情報です
横浜市は、大雨で土砂災害の恐れがあるとして、午前1時20分ごろ、鶴見区西区、南区、磯子区、港北区港南区緑区、栄区、中区、保土ケ谷区、金沢区、戸塚区、都筑区の1662世帯、あわせて3442人に避難指示を出しました。
Twitterでも話題になっていますね。
夜中に警報のアラームが鳴るのは怖い。
とにかく冷静に判断をする事が大切ですが、冷静になり過ぎて事態を過小評価してしまうのは命の危険に繋がります。
どうか貴方と貴方の大切な人の「命」を守るためにも、適切な判断をしてください。
災害時における「正常性バイアス」の危険さを知る
正常性バイアス(Normalcy bias)とは、自然災害など予想外のリスクが発生した場合に状況を過小評価してしまう心の働きのことで、バイアスは先入観や偏見といった意味をもちます。
そもそも「正常性バイアス」は誰しもが持つ心の「防衛反応」
何か予想外なことがある度に、全てを真正面から受け止めすぎていては心が持ちません。
ストレスから心を守るために備わっている機能ですね。
でも「災害時」においてはこれが命取りになる可能性もあります。
「避難指示出てるけど、さっきより雨弱くなったし、大丈夫でしょ!」
「前もこんなことあったけど、大丈夫だったし、今回も大丈夫でしょ!」
「どうせ大したことないし、寝て起きたら収まってるでしょ!」
こんな風に考えていませんか?
これが「正常性バイアス」
不安はありながらも、それを打ち消すために、理由をつけて正当化しようとする心の働きですね。
勿論、「冷静」になる事は大切です、焦って不安になっても適切な判断は出来ません。
ですが、過去の災害でも、この「正常性バイアス」は多くの死者を出してきました。
東日本大震災でもそうですね。
地震の後の津波で多くの方が亡くなりました。
「大丈夫だろう」と判断し逃げ遅れた方もきっと沢山いらっしゃったはずです。
「後悔先に立たず」
命より大切なものはありません。
もしも、万が一が起こるよりかは、
避難指示に従って、「なんや別に避難せんでも良かったやん」
と思う方が余程いいですよね。
車の運転と同じ、「かもしれない」と「正常性バイアス」を上手く組み合わせよう
「前も大丈夫だったし、今回も大丈夫だろう」
心を落ち着かせるために、この思考は大切だと思います。
でも重要なのはそのあと、
「前も大丈夫だったし、今回も大丈夫だろう。だけど、命に係わる危険な状況かもしれない。情報はちゃんと確認して、すぐに避難できるように準備をしておこう」
災害時の判断は本当に難しいと思います。
特に「冷静な判断」心の在り方が生死を分けるといっても過言ではありません。
災害時における「正常性バイアス」。この心のしくみを理解して、適切な判断をしてください。
もしもの時に備えよう!おススメ防災グッズ
もしも、地震や津波が来て、非難しなければいけない状況の時、「何を持っていけばいいか」悩むはずです。
ですが、1分1秒が命を左右します、正直考えている時間も余力もないかもしれません。
そんな時の為に、「これ一つで数日間生き延びれる」と話題の防災グッズを紹介します。
水や食料、懐中電灯等、「三日間を生き抜く」為のセットです。
防災士が認定したラインナップ。
お値段は13,800円。この金額で3日間を生き抜き、その後の人生を守る事が出来るのなら、あまりにも安い金額ですね。
命はお金では買えませんから。
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